FLStudioにSynth1をインストールして、それに外部パッチを入れてみようと思います。
インストール中、結構「あれっ?上手くいかないな・・・。」と格闘することがあったのでメモしておきます。ちなみにWindowsの話なので、Macな人はごめんなさい。
まず、Synth1の本体をインストールします。
ダウンロードリンクはこちら。
http://www.geocities.jp/daichi1969/softsynth/index.html
こちらの、画像の□で囲んだ部分をクリックすると、.zipファイルがダウンロードできます。
解凍するとSynth1フォルダが現れます。中身はこんな感じ。
このフォルダをそのままVSTをインストールするためのフォルダに移動します。
場所は多分・・・。
C:\Program Files(x86)\VstPlugins (64bitPCなひと)
C:\Program Files\VstPlugins (32bitPCなひと)
C:\Program Files\Image-Line\FL Studio 11\Plugins\VST (FLStudioなひとはここかもしれない)
のいずれかだと思います。(指定があやふやでごめんなさい^^;)
フォルダの移動が終わったら必ず
この中の、initsettings.exeをクリックして、インストールを完了させてください(この作業を忘れると外部パッチが読み込めなくなります!!注意!!)
次にFLStudioを立ちあげて、Synth1の音源を立ちあげます。
楽器のボタンを右クリックして、Insert→More...をクリック
別ウインドウが立ち上がるので、ここからウインドウ右下のRefresh→Fast scan(recommended)をクリックすると、赤文字でSynth1 VSTと表示されます。これをクリック。(Scan & verify(unsafe!)をクリックするとフリーズするので注意)
どーん。とシンセが立ち上がったら、第一関門突破です。
一応、ちゃんとプリセットが読み込めているかどうか、一番下の青字をクリックしてチェックしましょう。(これで表示されているものが画像と違って、initial soundの表示ばかりな時は、initsettings.exeの工程をやり直して見てください。)
ちなみにこれらから好きな音を選べば、その音がSynth1から出るようになります。
今度は、Synth1に外部パッチを入れてみます。
外部パッチを入れれば、初めに表示されるプリセットの他にも、様々な音を出せるようになります。
今回はここから↓新しくパッチを入れます。
http://www.vstcafe.com/2010/04/8749-synth1-patches.html
□で囲んだリンクから、 89 Synth1 Banks (9006 patches!).zipをダウンロードしましょう。
.zipファイルを解凍すると、こんな↑ファイル構成になっています。
もう一回解凍が必要です。今度はSynth1 Banks.zipを解凍してください。
するとPatchesフォルダが現れ、その中にこのようなファイル群が・・・。(量がかなり多くて写しきれません^^;)
このフォルダそれぞれが実はSynth1のプリセットのひとかたまりになっています。Synth1に読み込むにはこれらのフォルダ一つ一つを.zipにする必要があります。
うーむこれは単純にやろうとすると非常にめんどくさい・・・。以下は僕なりのやり方です。
ALZipを使います。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se433376.html
↑のリンクからインストーラをダウンロードして、PCにインストールしましょう。
先程のPatchesフォルダに戻って、音源フォルダを全選択→右クリックで”各フォルダ名で圧縮”
をクリックすると、
・・・と、見事にすべてが.zipに変わります。(ちなみに、Patchesフォルダには.xlsが混じっています。これを選択してしまうと実行できません!)
これらのzipファイルを、Synth1\zipbankのフォルダに移動すると、外部パッチのインストールが完了します。
試しに開いてみます。
Synth1の一番↓の青文字をクリック→External(.zip)の”+”をクリックすると、インストールしたパッチ郡のリストが現れて、自由に選択出来るようになっています。
やっとこれで準備が整いました。あとはSynth1の音遊びを楽しみましょう!!
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音を少し触ってみましたが、結構いい音揃いですね。フリーソフトと侮るなかれな感じが伝わってきます。
ただ、1種類の音だけではどうしても力不足な印象。使うのであれば、裏でこっそり鳴らすような音に採用するかあるいは、数種類の音をレイヤーしてしっかりした音を作っていくことが前提になりそうです。
でもそこも既に考慮されているかのような驚きの軽さを誇っているので、ガンガン立ちあげてしまっても問題無いところが嬉しいですね。
Synth1のV113beta3で試したところ、C:\Program Files (x86)\Steinberg\VSTPlugins\Synth1\zipbankにSynth1 Banks.zipを直接突っ込んでも大丈夫でした。
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