2016年6月21日火曜日

公開されている作曲の名著2冊

The Chord Scale Theory & Jazz Harmony


バークリー音楽大学という商業音楽作曲を扱う学校がありました。その学校による現在のポピュラー音楽理論の源流に当たる本で、本屋ではなかなか出会えないものです。

内容は音楽理論のリファレンスになっています。



Jazz Composition - Theory and Practice



こちらもバークリー。練習問題で実際にジャズ理論を身につける本です。既にジャズ理論が分かっている人向け。

上記どちらも、ジャズ理論がほのめかされていますが、ポピュラー音楽の作曲にも十分使える内容です。

海外の文献をAcrobatに文字認識させてKindleで読むと快適に翻訳できる

海外の名著で、古い文献の場合、PDF形式でそのままアップロードされている場合があります。

以下はバークリー音楽理論のリファレンス。(現在のポピュラー音楽理論の原典です。)

The Chord Scale Theory & Jazz Harmony - Nettles

ですがPDFといえど、スキャナから取り込んだ画像をそのままPDF化しているものが多く、英語力のあまり無い人にとっては翻訳に不便です。

そこで、Acrobatを利用することで、PDFの画像を文字認識させて翻訳をしやすく出来ます。

スキャン済み文書を検索可能なPDFに変換する

AcrobatでPDFを開いたら、[ ツール ] > [ テキスト認識 ] > [ このファイル内 ]を選択し、表示された[ テキスト認識 ]ダイアログから[ 編集 ]ボタンをクリックし、以下の設定に変更します。



完了したら、[ OK ]をクリックすれば、文字認識が始まり、PDF内の全文がコンピュータから読み取り可能になります。

そうすると、Kindleなどの電子書籍リーダーから、単語を翻訳しながら読書を楽しめるようになります。



Kindleへの文書の読み込みは、Send-to-Kindle Eメールアドレスに直接PDFを送信するのが簡単でオススメです。

Send-to-Kindle Eメールアドレスの使い方について

リンク先の以下の部分から自分のSend-to-Kindle Eメールアドレスを調べられます。


PDFの容量が50MB(Gmail経由だと25MB)を超えるとデータ送信出来ないため、PDFファイルの圧縮が必要です。

あまり質を気にせず簡単にやりたい人は以下のサービスがおすすめです。

http://www.ilovepdf.com/ja/compress_pdf

質を気にする人は、AcrobatでPDFを開き、[ ファイル ] > [ 名前を付けて保存 ] > [ 最適化されたPDF ]を選択し、以下の設定で保存するのがおすすめです。


両者の違いは、各画像が保存される画質です。Webサービスでの圧縮は、スキャンの画質(300dpi)よりも低めにされることが多いですが、上記の設定だと、画質をある程度保ったまま保存出来ます。最近のiPadなど画質の良い端末で文献を読む場合は、画質にこだわったほうが快適に本を読めるでしょう。

2016年6月14日火曜日

BloggerでSyntaxHighlighterを使用してみるテスト

以下を参考に。

bloggerでSyntaxHighlighterを表示する方法


function log() {
  for(var i=0,len=arguments.length; i<len; i++) {
    var message = arguments[i];
    if(message && message.toString) {
      var s = message.toString();
      if(s.indexOf("[object ") >= 0) {
        s = JSON.stringify(message);
      }
      post(s);
    }
    else if(message === null) {
      post("<null>");
    }
    else {
      post(message);
    }
  }
  post("\n");
}

log("___________________________________________________");
log("Reload:", new Date);


ソースコードを実際に貼るときには、

  1. Blogger用エディタに貼りたいソースコードを直接貼る
  2. HTML版エディタに変更し、貼ったコードの周りを<pre class="brush: js"></pre>で囲む

がオススメです。


(preタグで囲んだ後、ソースコードに自動で改行が入ってしまうのですが、なにか解決策はないのでしょうか・・・?)

2014年10月5日日曜日

【Max】bachでVSTを鳴らしてみるテスト【Cycling' 74】

bachというMaxのエクスターナルを使って、VSTインストゥルメントを鳴らしてみました。




今回は、Maxのバージョン6.1を用いて制作しています。



パッチ利用時の注意


そのまま音を鳴らすと、 noteoutの命令により、MIDI出力の音がなってしまいます。(多分意図せずピアノの音が鳴る)


音を鳴らす前に、ここ↑をクリックして、


赤枠内を2度クリックしてください。そうすることで、VSTの音のみを出力可能です。




2014年9月24日水曜日

【Max】rs.delosでピアノロールを操る【Cycling' 74】

rs.delosというMaxのエクスターナルオブジェクトがあります。(詳しくはこちら


これを利用することで、Maxにおいてハードルが高いピアノロールを扱う操作が出来るようになります。


上記画像はチュートリアルのものですが、rs.delosのオブジェクトが中心にあり、その周りにパッチコードを通じて他のオブジェクトがくっついています。基本的なインレット・アウトレット等のルールはMaxに元々搭載されているものと変わりません。



rs.delosは1つのインレットと5つのアウトレットを持ちます。インレットからは、再生、一時停止、line cursorの任意の位置への移動や、トラックの生成等をメッセージで操作することが出来ます。


例えば、


"1"を送信して再生(わかりやすくするため、黒いポップアップを追加しています。)


 "2"で停止


のように扱います。アウトレットからはオブジェクトの動作に応じたメッセージが逐一送信されるようになっています。


また、インレット/アウトレットを通じた操作だけでなく、 オブジェクトのUIを直接マウスで触ることもでき、


マウスクリックでトラックの生成が出来たり、



ピアノロールにノートを配置したり出来ます。

2014年9月22日月曜日

Max上でピアノロールを扱いたいときは?【Cycling' 74】

音楽的な処理に長けたMaxですが、大きな弱点がひとつ。


それは、ピアノロール関連のオブジェクトが全く存在しないことです。
http://cycling74.com/forums/topic/piano-roll-object-or-external-yet/


Cycling側もそれは重々承知しているようで、そのような議論が出てくるとよくmax 4 liveが引き合いに出されます。


しかしこれはピアノロール関連というよりは、DAWそのものの機能を扱うようなもので、基本的な機能は完成され尽くしています。開発というよりは、Liveを応用すること向きと言えるでしょう。


では単純にピアノロール機能だけを自分のパッチに付加したいときはどうするか? そんなニーズに答えたエクスターナルオブジェクトがいくつかあります。


detonate


Max5の時代に開発が行われ、Max6においてはネイティブで実装がなされています。新規オブジェクトで、"detonate"と記入し、パッチにロックをかけると、ダブルクリックでピアノロールが開くようになります。


note~



Max上で、ピアノロールとタイムラインを扱うことを同時に実現したエクスターナルオブジェクトです。五線譜も扱えます。
ただし対応はMac OSのみ。

rs.delos


トラック分けと、ピアノロールのみが実装されたシンプルなエクスターナルオブジェクトです。メッセージを利用することで、様々な機能の付加が可能。
こちらはWin/Mac両対応ですが、有料プログラムで、24.95 €で購入が可能です。支払いはペイパルで。
無料のデモバージョンの配布が行われているので、インストールして購入を検討しましょう。

2014年7月28日月曜日

Cycling '74 Max 関連の記事を扱うサイト集

日本のMax人口はとても少ない印象を覚えます。

Maxに関する記事を書くブログも、数えるほどだと思うので、ここにメモしていこうと思います。

mirrorboy - 秋葉系インタラクション
http://mirror.boy.jp/

Maxを利用したアプリケーションの記事が多めです。
記事へはサイドバーから。

memorandum
http://satcy.net/blog/archives/cat_maxmspjitter.php

Maxを利用したツールの配布がいくつか行われています。少しレガシー。
ブログ移転したようですが、ここのほうが情報はわかりやすいです。

yoppa.org
http://yoppa.org/ssaw11

Maxの講義資料が置いてあります。パッとドキュメントを読んで理解できないことがたくさん書いてある。入門に適しています。

Katsuhiro Chiba
http://audiooo.com/max-patches

Maxのパッチをいくつか公開しています。青い。

Akihiko Matsumoto Web
http://akihikomatsumoto.com/maxmsp/max.html

少しだけ解説が載っています。あまり参考にならないかも・・・?